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海上をパトロールする監視艇を新しく配備 披露式 名古屋税関

2024年4月12日 10:17
海上をパトロールする監視艇を新しく配備 披露式 名古屋税関

名古屋税関に海上をパトロールする監視艇が新しく配備され、11日披露式が開かれました。これまでの監視艇よりも悪天候に強いのが特徴だということです。

11日披露された名古屋税関の監視艇「ふじ」は、21年間活動し先月退役した先代「ふじ」に代わり配備され、名古屋港を中心に海上のパトロールにあたります。

先代の「ふじ」と比べて、全長は3メートルほど長く、総トン数は約20トン大きくなっています。

ウォータージェット推進からプロペラ推進になったことで、悪天候でも安定して航行できるほか、居住性が飛躍的に向上したということです。

伊藤義彦 特別監視官:
「女性の職員もこうした船に乗って監視・取締りにあたれるように居住区の工夫をしてシャワーやトイレを複数設置」

近年、薬物などを船の上で取引したり、海に浮かべて回収したりする手口の密輸が増加していて、名古屋税関は監視艇を活用して取締りを強化したいとしています。

最終更新日:2024年4月12日 10:17
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