【速報】都議会自民党の会計担当職員を略式起訴 会派のパーティー券収入めぐる政治資金規正法違反の罪 東京地検特捜部
東京地検特捜部は17日、「都議会自民党」が2019年と2022年に開いた政治資金パーティーをめぐり、パーティー券収入の一部などを収支報告書に記載していなかったとして会派の会計担当をしていた72歳の男性職員を政治資金規正法違反の罪で略式起訴しました。
政治資金規正法違反の罪で略式起訴されたのは、「都議会自民党」で会計担当だった矢島英勝職員(72)です。
特捜部によりますと、矢島職員は、2019年と2022年に開いた政治資金パーティーのパーティー券収入などあわせて3500万円と、支出あわせて2800万円を会派の収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法の罪に問われています。
関係者によりますと、「都議会自民党」では、都議1人あたりに1枚2万円のパーティー券を100枚を配り、そのうち50枚を販売ノルマとしていましたが、複数の都議がノルマ超過分の収入を会派側には納めず、会派側と都議側、双方の収支報告書に記載していなかったとみられています。