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50年の歴史に幕 「中野サンプラザ」閉館まで残り半年 「50周年記念ガチャ」が人気

2023年1月11日 21:06

有名アーティストたちがライブを行うなど、街のランドマークとしても親しまれてきた東京・中野区の中野サンプラザが、50年の歴史に幕を下ろします。今年6月の閉館を前に、“記念グッズ”が人気となっていました。

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「中野サンプラザ」は、新宿から電車で4分、東京・中野駅前にたつ地上21階・地下2階建ての白いビルです。三角形の外観が特徴的です。

コンサートが開かれるホールがよく知られていますが、ほかにもボウリング場やホテル、結婚式場などもあります。街のランドマークとして親しまれてきましたが、再開発のため、今年6月末に50年の歴史に幕を閉じます。

閉館まで残り半年の今、人気となっているのが、「開業50周年記念ガチャ」です。1階のロビーにカプセルトイの販売機が設置されています。

そこに訪れた60代の中野区民の男性が300円を入れてハンドルを回すと、出てきたのはビルのイラストが描かれた「缶バッジ」です。

中野区民(60代)
「消しゴムがほしかったんだけども…」

カプセルトイとして販売されているのは、中野サンプラザの形をリアルに再現した「立体けしごむ」や、3Dレーザー加工で立体的に彫られたキーホルダーなど4種類のオリジナルグッズです。先月から数量限定で販売している第2弾で、売れ行きも好調だといいます。

中野サンプラザ総務部企画課 後藤尚子さん
「1日に少ない時で100個、多い時で200個ほど利用があるため、早ければ今週末で完売となっております」

お目当ての「立体けしごむ」を狙う男性は、もう一度チャレンジしましたが、出てきたのはキーホルダー。

中野区民(60代)
「キーホルダー、良かった、良かった、でも」

男性は、かつて中野区役所に勤務し、中野サンプラザをよく利用していたといいます。

中野区民(60代)
「コンサートとか、仕事で成人の集い(成人式)。ちょうどレストランが(街を)一望できて、きれいによく見えるんですよ。なくなっちゃうのはさびしい」

1973年に開業した「中野サンプラザ」。開業当初の名称は、「全国勤労青少年会館」でしたが、その後、愛称だった「サンプラザ」が正式名称となりました。

今回、記念のカプセルトイのために横浜市から来たという人もいました。

横浜市民(50代)
「30年以上、実家がこっちで、中野に住んでいたのでそれで来ました。これをやりたくて…」

様々な思い出がつまった街のシンボルの閉館に、どうしても記念グッズがほしかったといいます。

横浜市民(50代)
「子どもの頃からラジオ体操とか、成人式もここでお世話になって、すごく思い出がある場所。時代なのかも、仕方はないんですけど、でもいい思い出にしていきたいなと」

ほかに、1個500円のミニトートバッグなどの記念グッズも好評で、入荷待ちの状況だということです。

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中野サンプラザと言えば、全国的に有名なのが“コンサートホール”です。収容人数は2222人と小さめですが、音響設備に定評があり、これまでシンガー・ソングライターの松任谷由実さんや山下達郎さんなど数多くの有名アーティストが公演。“若手の登竜門”とも言われていました。

中野サンプラザ 執行役員・渡邊武雄管理本部長
「昔はそこ(中野サンプラザ)を満員にして、“いざ、日本武道館”というような流れがあった。最近では、グループのアイドル、もしくは声優のライブとかが行われており、日本の音楽シーンの流行を常に発信してきた」

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中野サンプラザは閉館後に解体され、今よりも大きなホールを含む大型複合施設が2028年に開業する予定です。