世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”は8日に会見を開き、文部科学省が教団に対し過料を科すよう裁判所に通知した件について、「回答拒否に対する過料は認められない」などと主張しました。

福本修也 弁護士
「過料裁判に対しては却下を求めて全面的に争う所存」

いわゆる“統一教会”に対し、文部科学省は7回にわたり質問権を行使した調査を行ってきましたが、教団側から100項目以上の回答拒否があったとして、教団に過料を科すよう東京地裁に7日に通知し、受理されました。

過料の通知について教団の弁護士は、質問権行使自体が違法であると主張した上で、「違法な質問権行使に対して回答を拒否することは一部であろうと全部であろうと正当であり、回答拒否に対する過料は認められない」などと話しました。

また、今後、裁判所が過料を科すことを決定した場合は、即時抗告するとしています。