両陛下が能登町を訪問、被災者をお見舞い
能登半島地震の被災地に2度目のお見舞いで訪問中の天皇皇后両陛下は、2か所目となる石川・能登町に到着し、避難所で被災者を見舞われました。
穴水町の視察とお見舞いを終えた天皇皇后両陛下は、12日午後4時ごろ避難所となっている能登町の松波中学校に到着されました。
被害状況の説明を受けたあと、両陛下は避難している被災者を見舞われました。
この避難所には、現在28世帯43人が避難生活を送っています。両陛下は腰を落とし、被災者一人ひとりの目を見ながら声をかけられました。
能登町の松波では、元日の能登半島地震で震度6強を記録し、町内では災害関連死を含む8人が亡くなりました。
このあと両陛下は、津波被害の大きかった場所を視察し、災害対応に尽力した人と会われる予定です。
12日は現地の負担とならないよう、食事を持参しての日帰りの日程で、現地の移動には職員らと同じマイクロバスを利用されています。