【速報】両陛下、穴水町の臨時ヘリポートに到着 能登半島地震被災地への2度目のお見舞い
能登半島地震の被災地への2度目のお見舞いのため日帰りで石川県を訪問中の天皇皇后両陛下は、12日午後0時45分ごろ、自衛隊のヘリコプターで穴水町の臨時ヘリポートに到着されました。
石川県を訪問中の天皇皇后両陛下は陸上自衛隊のヘリコプターで能登空港を出発し、午後0時45分ごろ穴水町の臨時ヘリポートに到着されました。
特別機の機体トラブルで羽田空港の出発が遅れたため、能登空港への到着は1時間ほど遅れていました。
両陛下は昼食の時間などを調整して30分ほど遅れて能登空港を出発し、予定された場所は、全て訪問されるということです。
両陛下はヘリポートに到着すると、穴水町の吉村光輝町長の出迎えを受けられました。
能登半島地震の被災地お見舞いは先月22日に続き2度目で、両陛下はマイクロバスで穴水町内に移動し、被災地の復興状況などを視察した後、避難所を訪ねられる予定です。
穴水町は1月1日の能登半島地震で震度6強を記録し、災害関連死を含むと、町内では20人が亡くなりました。
現在も穴水町には、15か所の避難所が開かれ、およそ250人が避難生活を余儀なくされています。
穴水町の後は、再び自衛隊のヘリコプターに乗り、能登町に向かわれます。
宮内庁によりますと、両陛下は先月22日に訪れた輪島市や珠洲市だけではなく他の地域についても心配されていたということです。
今回のお見舞いも現地の負担を考慮し、昼食を持参して日帰りでの訪問で、移動には同行の職員らと同じマイクロバスを利用されます。