堀井学元議員に罰金100万円、公民権停止3年 東京簡裁
東京地検特捜部は29日、堀井学元衆議院議員を公職選挙法違反と政治資金規正法違反の罪で略式起訴しました。これを受け、東京簡裁は、罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を出しました。
堀井元議員は、去年までの2年間に、選挙区内の有権者52人に対し、香典や枕花などあわせておよそ60万円分を違法に寄付したとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴されたほか、安倍派のパーティー券をめぐる裏金事件でも、2021年までの3年間のキックバック分、あわせて1700万円あまりを収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反の罪でも略式起訴されました。
これを受け、東京簡裁は、堀井元議員に対し罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を出しました。
罰金刑が確定すると、堀井元議員は、3年間すべての選挙に立候補できなくなります。