高円宮家の長女・承子さま 新型コロナウイルスに感染 症状なく宮邸で療養
宮内庁は19日、高円宮家の長女・承子さまが新型コロナウイルスに感染されたことが確認されたと発表しました。承子さまに症状はなく、宮邸で療養されているということです。
宮内庁によりますと、18日、高円宮家で勤務する職員1人の新型コロナ感染が確認されたことを受け、19日午前、高円宮妃久子さまと承子さま、職員の10人程度のPCR検査を行ったところ、これまでに承子さま1人の感染が確認されたということです。
感染経路は不明で、この職員と承子さまの接触はなかったということです。
久子さまは陰性でしたが、念のため20日の茨城県立カシマサッカースタジアム訪問と21日からの山形県訪問を取りやめられました。出席される予定だった山形県赤十字大会は、開催を延期するということです。
宮内庁は、新型コロナの検査体制を強化し、19日から週1回のペースで宮家で勤務している職員全員を対象に検査を行っています。
皇室で感染が確認されたのは3人目で、先週は、99歳の三笠宮妃百合子さまが風邪気味のため入院されたあと、新型コロナウイルスに感染したことが確認されています。その後、百合子さまの熱は下がり、咳などの症状もないということです。
承子さまは百合子さまの孫にあたります。