ドライバー不足が深刻化…バス運転手の確保へ合同企業説明会
バス業界では、いわゆる「2024年問題」でドライバー不足が深刻化しています。そんな中、バスの運転手を確保しようと、合同企業説明会が行われています。
2日、3日と東京・新宿で行われている「バスギアエキスポ」には、関東や東海地方にあるバス会社、合わせて20社が参加しています。
バス業界では、来年4月から運転手の時間外労働の規制が強化され、人手不足や輸送量減少が懸念される、いわゆる「2024年問題」が深刻化しています。
三重交通人事部・東功課長
「2024年問題で採用が思うようにいかないというところで苦慮している。地元で採用っていうとなかなか難しくてですね、全国から幅広く募集している」
この会社でも社宅や寮を用意し、これまでよりバスの運転に必要な免許の取得制度の充実をはかっているということです。
説明会の参加者「(大型二種免許を)本気でとりたいと思っているので、費用を手伝ってくれるってことで安心した」
説明会の主催者は、未経験の若者などにもバスの仕事に興味を持ってもらえるようイベントを行っていきたいとしています。