帰国から20年「母が帰ってきたら…」 拉致被害者・曽我ひとみさんが会見
5人の日本人拉致被害者が、24年ぶりに日本の地を踏んだ2002年10月15日ーー。それから20年が経過した17日、拉致被害者の曽我ひとみさんが会見を開きました。
曽我ひとみさん
「20年という、本当に長い長い時間が過ぎてしまいました」
曽我さんは1978年8月、故郷の新潟県・佐渡市で、母のミヨシさんとともに拉致されました。北朝鮮はミヨシさんについて「入国していない」と主張していて、行方は今もわかっていません。
曽我ひとみさん
「私にとっていちばん大切な母が日本にいないこと、そして44年もの間、一度も会えていないということ、それが本当につらいです」
「母が佐渡に帰ってきたら……たくさん話をしたいと思っています。いろんなことを、終わりがないくらいに、ずっと話をしたいと思っています」