石川県・奥能登豪雨の被災地では4日までに、まとまった雨が降りました。こうした中、浸水などの被害を受けた住宅に対する「被害認定調査」が開始されました。

輪島市では、2日の降り始めから3日連続で雨が降り、多いところで90ミリ近い降水量を記録しました。

先月の奥能登豪雨以来の、まとまった雨となります。

地震や豪雨により、地盤がゆるんでいる場所もあり、気象台は土砂災害への注意を呼びかけています。

こうした中、輪島市と珠洲市では4日、奥能登豪雨で被害を受けた住宅の被害認定調査が始まりました。

浸水があった地区で建物の状況を確認し、罹災証明書の発行に備えるということです。

輪島市市民生活部・池腰博之部長
「できるだけ迅速に調査を進めて、すみやかに結果を（被災者に）届け、支援につなげたいと思っています」

輪島市と珠洲市では、浸水の被害を受けた建物だけであわせて3000棟程度あると見込んでおり、3週間ほどで1次調査を終えたいとしています。