旧ジャニーズ事務所のタレントらが所属する「STARTO ENTERTAINMENT」はSNS上で、公式アカウントに見せかけた不正なアカウントを複数、確認したとして、アカウントへの警告を行い、アメリカの裁判所に発信者情報の開示の申し立てを行ったと発表しました。

STARTO ENTERTAINMENTは12日、X上で公式アカウントに見せかけて、詐欺サイトなどに誘導しようとする複数の不正なアカウントを確認したと明らかにしました。

その上で、X上で確認できた150の詐欺アカウントに対し警告を行うとともに、アメリカの裁判所に発信者情報の開示申し立てを行ったと発表しました。アメリカの裁判所は、今月9日、情報開示命令を発令したということです。

STARTO ENTERTAINMENTは、今回の事態を受け、タレントに対する権利侵害により専門的な対応をするため、弁護士と連携した権利侵害対策部門を社内に設置したとしています。

STARTO ENTERTAINMENTは、「当社タレントや当社に対する、誹謗中傷などの名誉毀損行為、著作権・肖像権侵害などの権利侵害行為に対し、今後も法的措置も含めた然るべき対応を取ってまいります」としています。