「皇室会議」皇族議員選挙、来月7日に実施へ 4年間の任期満了に伴い
皇室の重要事項を審議する「皇室会議」の議員10人のうち、皇族を代表する2人の議員が4年間の任期満了を迎えるため、後任の議員を決める選挙が来月7日に行われます。
「皇室会議」は皇位継承順位の変更や男性皇族の結婚など、皇室の重要事項を審議する会議で、皇族代表2人や総理大臣、宮内庁長官ら合わせて10人の議員と、10人の予備議員で構成されています。
皇室会議の前回開催は2017年で、上皇さまの退位を議題に行われました。
宮内庁は10日、4年間の任期満了に伴い、皇族議員2人と予備議員2人を決める選挙を来月7日に行うと発表しました。
現在は、秋篠宮さまと常陸宮妃華子さまが皇族議員、三笠宮妃百合子さまと秋篠宮妃紀子さまが予備議員を務められています。
今回の投票では、天皇陛下と上皇さま、そして成人を迎えていない悠仁さまを除く、皇族14人に投票権があり、初めて、愛子さまも参加されます。
皇族方は投票用紙に4人の名前を書いて投票箱に入れ、票数上位2人が皇族議員、3位と4位の2人が予備議員に選出されます。
今回選ばれる皇族議員と予備議員の任期は、来月16日からの4年間です。