“違法薬物に手を出さないよう注意”六本木で呼びかけ
若者による大麻などの薬物に関する犯罪が増加していることを受け、警視庁は、東京の繁華街・六本木で、違法薬物に手を出さないよう注意を呼びかけました。
警視庁麻布署・小池康弘署長「都内における薬物事犯の検挙人員は、ここ数年増加傾向にあります。中でも大麻事犯は急増。30代未満が全体の約7割超えるとても厳しい危険な状況」
20日夜、多くの人でにぎわう港区六本木の交差点では、警視庁麻布署の署員など約30人が、違法薬物への注意喚起のチラシを配り、繁華街のパトロールを行いました。
また、多くの若者らが出入りするクラブでは、入店時の所持品検査の強化や薬物を発見した際は速やかに通報するよう店側に協力を呼びかけました。
警視庁は、「薬物の有害性や危険性を積極的に伝えるとともに、取り締まりも強化したい」としています。