駅ビルで水漏れ“滝のように”水流れ…改札前まで浸水
10日午後8時ごろ、JR静岡駅構内の商業施設で、1階の店舗の天井から破裂音がした後、滝のように水が流れ出しました。水は駅構内に流れ込み、改札前まで浸水する騒ぎになりました。
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記者(JR静岡駅、10日)
「夜8時半のJR静岡駅です。駅構内には大量の水があふれています。駅内には水によって立ち往生している人の姿が見られます」
駅構内に流れ込んだ大量の水。改札前まで浸水する騒ぎになり、駅員や店の人らが排水作業を行う様子も見られました。そして、警察や消防も出動する事態となりました。
警察によりますと、10日午後8時ごろ、JR静岡駅構内の商業施設で、1階の店舗の天井から破裂音がした後、滝のように水が流れ出したということです。
会社員
「なにがなんだか分からない。ちょっと困惑してます。初めてのことだったので」
営業時間中だったという飲食店の従業員は…
飲食店従業員
「店内の換気扇が止まって、店の外に出たら、この辺が全部水浸しになっていた。お客さまも動揺されていたので、店の中から(別の出口から)外に退店していただく形で対応した」
この騒動によるけが人はなく、列車の運転にも影響はないということです。
施設の運営会社によりますと、火事の時に水をまくスプリンクラーの配管の破損が原因だといいます。
騒動から一夜あけた11日、スプリンクラーが使用できないため、施設内の71店舗のうち、およそ半分の36店舗が臨時休業しているということです。