蓮舫氏“都政リセット”に、小池氏は? “同じ時刻”に会見 東京都知事選
午後2時、2人は、ほぼ同時刻にマイクを握りました。
小池都知事は、定例会見に…。
東京都知事 小池百合子氏
「私は“首都防衛”と、スパッと申し上げているんですが…どうやって都民を守っていくのか、首都を守っていくのかが大きな争点・課題」
蓮舫参議院議員が臨んだのは、日本外国特派員協会での会見です。
参議院議員 蓮舫氏
「“夏の戦い”にむけて私が問いたいのは、“再開発のあり方”です。神宮外苑の再開発、私は一度、立ち止まるべきだと思っています」
会見では当然、ライバルについての質問も投げかけられました。
記者
「蓮舫さんなんですけども…“小池都政をリセットする”と。リセットされた場合、都民への影響は?」
東京都知事 小池百合子氏
「困るんじゃないですかね。これから、もっとよくしていきたいと私は考えております」
記者
「小池知事だからこそできるところ、差別化できるところは?」
東京都知事 小池百合子氏
「発想力と、まとめ力と、実行力だというふうに思っております」
参議院議員 蓮舫氏
「今は残念ながら、知事が、トップダウン的に決めているものが目立つんですね。私は、トップダウンではなくて、“ボトムアップ”」
記者
「『副知事じゃダメですか?』という質問に、どう答えますか?」
参議院議員 蓮舫氏
「副知事じゃダメです。知事でなければいけない、と思います。(知事は)予算の決定権者。事業の内容にしてもコミットできる。それは、知事の絶大なる特権だし、権力の源だと思っています」
◇
記者
「知事ご自身の公約は、いつぐらいに発表されるご予定?」
東京都知事 小池百合子氏
「私は『東京大改革1.0、2.0、3.0』ということで、“都民ファースト”の都政を中心に訴えてまいりました。それを、よりバージョンアップしていく。18日が大安なので、(公約は)その日に発表しようかなと思っております」
参議院議員 蓮舫氏
「“こういう東京にしたい、もっと東京をよくしたい”という政策は、来週早々に発表させていただきます」
“七夕”の7月7日が投開票日の東京都知事選挙──。
広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏など、これまでに約50人が立候補を表明しています。
6月15日(土)午前0時5分(金曜深夜)放送『news zero』より