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“統一教会”問題に取り組む弁護士ら 解散請求後の教団“財産保全”を訴え 

2023年9月30日 17:11
“統一教会”問題に取り組む弁護士ら 解散請求後の教団“財産保全”を訴え 

いわゆる“統一教会”の問題に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会が30日午後、都内で集会を開き、解散請求の手続きの間、教団の財産が流出しないための措置を求めました。

山口広弁護士「解散請求され、それが認められるまでの間に統一教会の資産が韓国に流出したり、関連団体や正体不明の組織に隠匿され、これからも顕在化する多くの被害者の救済ができなくなりかねません」

全国霊感商法対策弁護士連絡会は、解散命令が請求された場合に教団の財産が不当に別の団体などに移され、被害者救済に支障が出ることを懸念し、裁判所が財産の保全をできるようにする特別措置法の成立を政府に求めました。

そして解散命令で教団が宗教法人格を失ったとしても、宗教団体としての活動は可能なため、解散後も被害が出ないよう注視する必要性を指摘しました。

また、元信者らが教団に損害賠償を求める集団交渉を申し入れていますが、その請求総額は39億5000万円あまりに上ることが報告されました。