“統一教会”に「過料」科す方針 永岡文科相「ご意見を伺いたい」 文化庁宗教法人審議会
いわゆる“統一教会”をめぐる問題で、さきほどから文化庁の宗教法人審議会が開かれ、冒頭で、永岡文科大臣は行政罰である「過料」を科すことを求める方針を示し、委員に意見を求めました。
永岡文科大臣「東京地方裁判所に対して過料事件通知を行う予定であることについてご意見を伺いたいと考えております」
世界平和統一家庭連合、いわゆる”統一教会”に対し、文化庁は7回質問権を行使して調査を行ってきましたが、さきほど始まった宗教法人審議会で、永岡大臣は、教団側は、全体の2割ほど100項目以上に回答しておらず適切でないとして、「過料」を科すことを裁判所に求める方針を示し、審議会に意見を求めました。
文化庁は、6日の審議会で賛成を得た上で近く東京地裁に申し立てを行う予定です。地裁が「過料」の決定をすれば法人の代表役員に10万円以下の過料が科されることになります。