北海道で栽培されたニンジンに鉱物の石英が混入 福井県に出荷され業者が自主回収中
県内で学校給食への異物混入が相次ぐ中、北海道で栽培されたニンジンに鉱物の石英が混入し、県内に出荷されていたことがわかりました。
消費者庁によりますと、ニンジンは北海道富良野市の業者から、今月14日に福井市の卸業者を通して市場に出荷されていたということです。
混入の原因については、土壌の堆積物に含まれる鉱物の石英が収穫の際に付着し、ニンジンに入り込んだ可能性があるということです。
出荷されたニンジンは10キロの箱詰めで、あわせて2900箱に上っていて、業者が自主回収を始めています。
ところで県内では、福井市の学校給食センターが提供した給食に2度にわたってガラス片のようなものが見つかったほか、28日は県立盲学校の調理前のニンジンからも同じような異物が見つかっています。
さらに29日には新たに永平寺町の学校給食センターでもニンジンから異物が見つかったということです。