「バイバイ、サンダーバード」JR北陸線の列車に旗振ってお見送り 坂井市の園児ら 鯖江駅ではメッセージボードも
16日の新幹線開業に伴ってハピラインふくいに運行が引き継がれるのを前に、15日、JR北陸線の列車を坂井市の園児たちが見送り、感謝の気持ちを伝えました。(3月15日)
地域の足を支えてきたJRに感謝を伝えようと、地域のまちづくり協議会が企画したものです。
坂井市のJR丸岡駅では、約90人の園児がJR北陸線の列車に向かって、オリジナルの絵を描いた旗などを振りました。
園児は、「サンダーバードがカッコよかった。手振るのが楽しかった」と話していました。
一方、JR鯖江駅では改札前にボードが設置され、地元の人などから特急列車にまつわるたくさんのメッセージが寄せられていました。
市内に住む女性は「実家のある富山までよくしらさぎに乗せてもらった。さみしい。時代の変わり目かなと思う」と話していました。
新幹線開業に伴って、石川県の大聖寺駅から敦賀駅までの北陸線の区間は、並行在来線ハピラインふくいが運行することになり、16日の始発から運行を始めます。