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「市内最古」のエアコン 無料で最新型と交換します 勝山市がエコ家電買い替え促進アイデア

2024年6月6日 17:38
「市内最古」のエアコン 無料で最新型と交換します 勝山市がエコ家電買い替え促進アイデア
昭和時代のクーラー 現役も電気代は高め(勝山市)

暑い夏を快適にすごすために欠かせないのがエアコンやクーラー。本格的な夏を前に、勝山市が家庭でのエコ家電導入を進めようとユニークな取り組みを始めました。

勝山市に住む村井やす子さんと孫の千鶴さんの部屋にあるクーラー。今はなき「ナショナル」ブランドのクーラーはなんと1980年製です。

村井やす子さん(84)
「長男が中学校に入ったので、高校の勉強もあるだろうとこの部屋に付けた。」

製造から40年以上が経った今も現役バリバリですが、やはり気になるのは電気代。

村井やす子さん(84)
「電気代は高め。高騰が続いて不安だし、わたしたちも年ですし。そろそろ取り換えようかと家族と言っているが、このまま置いてある。」

家電量販店によりますと、最新型の省エネエアコンは、古いエアコンに比べて年間5000円から1万円ほど電気代が安いといいます。

そこで勝山市が始めたのが『現役最古のエアコン探し』

市内の家庭で使われている古いエアコンやクーラーを募集し、「最も古い」と認定された冷房機を使っている家庭に、最新型の省エネエアコンを工事費込みでプレゼントするという県内初の取り組みです。

勝山市営繕課 木下大史課長
「今後の地球温暖化や、電気代高騰も想定されるので、地球にも財布にもやさしいエコな生活に取り組んでもらおうと企画した。既に100件以上の申し込みがあり、市としても想定以上の反響があったと思っている。」

村井やす子さん
「市の取り組みは良いと思う。少しでも補助がもらえればありがたい。」

果たして最古の冷房機は何年製造のものか。
 
応募は今月14日までで、市ではこの取り組みをきっかけに、エコ家電への買い替え促進につながればと期待しています。

(参考)プレゼントが当たるのは1人のみ。応募は1人1台で家庭用エアコンが対象。募集結果については製造年と定格能力で順位付けもする予定。

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