「グローバルティーチャー賞世界の教諭50人」に藤島高校の英語教諭 三仙真也さん(40)が日本人で唯一選出 社会の課題テーマにしたディベートを積極的に導入
県内初の快挙です。「教育界のノーベル賞」と呼ばれる「グローバルティーチャー賞世界の教諭50人」に、藤島高校の英語教諭三仙真也さん(40)が日本人で唯一選出されました。
「教育界のノーベル賞」と言われる「グローバルティーチャー賞」は、教育分野で大きな貢献をした教諭に贈られるもので、教諭の取り組みなどをもとに、イギリスの教育財団が毎年選出しています。
今回は世界89か国からおよそ6000人の応募があり、その中から 日本人で唯一、藤島高校の英語教諭三仙真也さんが選ばれました。
県内からの選出は初めてで、日本人としては8人目の快挙だということです。
三仙教諭は教師歴17年目で、社会の課題などをテーマに英語で考えて、伝えることに力を入れています。
特に英語で討論をするディベートに力を取り入れている点が評価されました。
■グローバルティーチャートップ50に選出 藤島高校英語科 三仙真也教諭
「率直にうれしかった 地方の学校だったとしても、論理的な思考力を育てたり、英語の授業を改善することで、生徒一人一人の能力を高められるということが評価されたと思っている 自分の考えを、英語や他の言語で流ちょうに、論理的にしゃべってくれる生徒を育てていきたい」
グローバルティーチャーは今後、審査によってトップ10が選ばれ、その中から特に優れた教諭1人に最優秀賞が贈られます。
三仙教諭は2月にドバイで開かれる授賞式に出席する予定です。