東京電力は早ければ来月にも2回目の燃料デブリの取り出しに着手する方針を明らかにしました。

福島第一原発2号機では去年11月、初の燃料デブリの取り出しが行われました。東京電力は同じ装置を使い、再度、取り出しを行う計画ですが、装置の改良などが完了したとして、早ければ来月にも2回目の取り出しに着手すると発表しました。来週からは原子炉建屋内で作業手順の確認などを行い、前回の取り出しで不具合が生じた装置に付けるカメラも交換して実施します。また、2回目の取り出しでは前回と別の場所から燃料デブリを採取する計画です。