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白河地方消防本部 救急車が搬送時に道を誤り…病院への到着7分遅れ 女性は搬送先で死亡確認

2024年7月17日 17:11
白河地方消防本部 救急車が搬送時に道を誤り…病院への到着7分遅れ 女性は搬送先で死亡確認

白河地方消防本部は、7月16日、救急車が80代の女性を搬送する際に道を誤り、病院への到着が約7分遅れたことを発表しました。その後、女性は搬送先の病院で死亡が確認されています。

消防によりますと、16日午前5時半頃、矢吹町で急病人がいると通報があり、白河消防署東分署から救急車が出動しました。

救急隊が駆け付けた時には、82歳の女性は心肺停止状態で、女性を矢吹町から白河市内の病院へ搬送する際に、東北自動車道の矢吹ICに進入すべきところを、誤ってあぶくま高原道路の矢吹ICに進入したということです。

この影響で、病院への搬送が約7分遅れましたが、搬送先の医師は「救急車の遅延と傷病者の死亡に因果関係はない。」としています。

白河地方消防本部の廣澤貴夫消防長は「搬送経路の確認や安全管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。」とコメントしています。

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