福島第一原発2号機の燃料デブリ取り出し 格納容器内部の取り出し装置をさらに中へ
福島第一原発で進む燃料デブリの取り出しについて、格納容器の内部に入った取り出し装置をさらに中へと押し込む作業が続けられています。
2号機の燃料デブリの試験的な取り出しは9月10日から始まり、少なくとも2週間ほどかけて最大で3グラムのデブリを取り出す計画です。
東京電力によりますと、9月13日の作業は午前6時半ごろに始まり、使用する5本のパイプを接続し、原子炉の格納容器内部に入ったデブリの取り出し装置をさらに3メートル50センチ中へ押し込みます。
装置の先端がデブリに到達するまでには、数日かかる見通しです。
これまでのところ、トラブルなどの報告はないということです。
最終更新日:2024年9月13日 12:08