「国際緊急援助隊」海保職員がトルコから帰国「ひとりでも助けたいと…」
今月6日にトルコ南部で発生した大地震を受け、日本政府の国際緊急援助隊として現地に派遣された海上保安庁職員が帰国しました。
地震直後からいち早く国際緊急援助隊の救助チームとして海上保安庁から派遣されていた14人が、トルコでの活動を終え帰国しました。倒壊した建物から現地の救助隊と協力し女の子を救助したほか、6人の遺体を発見し、トルコ政府に引き渡したということです。
氷点下の寒さの中、車中泊をしていた隊員に、現地の住民があたたかいスープを届けてくれたこともあったといいます。
国際緊急援助隊副団長 海上保安庁・柴田理香さん
「救助活動に行っているにもかかわらず、すごく心があたたまるというか、ひとりでも助けたいとそのときに強く思いました」
トルコでは家を失った人が多く、仮設住宅など暖をとれる空間が早急に必要と感じたということです。