盛山文科相「弄ばれているように感じる」「盛んに揺さぶり」“統一教会”関連団体集会参加報道に
盛山文部科学大臣は、前回の衆議院選挙でいわゆる“統一教会”の関連団体の集会に参加し推薦状を受け取ったとされる報道をめぐり、「弄ばれているように感じる」などと述べました。
盛山文科相は16日の会見で、前回の衆議院選挙で世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”の関連団体の集会で推薦状を受け取ったとされる報道について、改めて「覚えていない」とした上で、「旧教会関係者の方から、盛んに揺さぶりをかけてきている。今の私の立場からすると弄ばれているふうに感じている」などと反論しました。
盛山文科相は所轄庁として統一教会に対する解散命令を裁判所に請求していますが、教団側へ忖度している可能性や懸念があがっていることについて問われると、「私はそういうご懸念には全く当たらないような行動をしている」「世間の皆様に対しては、私の行動を見てご判断いただくしかない」と述べました。
統一教会をめぐっては、献金被害者救済のため解散命令請求を受けた宗教法人の財産の監視強化などを盛り込んだ特例法の対象となるか、文化庁が今後、15日に策定された基準に照らし合わせて宗教法人審議会に諮問する予定です。