高速道路に「自動物流道路」 2027年度までに社会実験へ
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高速道路の路肩や中央分離帯に物流専用のレーンをつくり自動で物を運ぶ「自動物流道路」について国土交通省は25日、中間とりまとめを公表し、2027年度までに社会実験を行う方針を示しました。
「自動物流道路」はトラックドライバー不足や脱炭素化など物流業界の課題に対応するため国が進めているもので、高速道路の路肩や中央分離帯などに物流専用のレーンをつくり、そこに自動のカートを走らせ物を運ぶことが検討されています。
国交省は25日、中間とりまとめを公表し、2027年度までに建設中である新東名高速道路の新秦野・新御殿場の区間を活用して社会実験を行う方針を示しました。
実験では路肩などに専用のレーンは引かず高速道路の路面上で行い、自動カートの大きさや速度などを検証していくということです。
国交省は最終的に東京・大阪間での導入を考えていて、この実験を踏まえて今後10年をめどに一部区間での運用開始を目指す方針です。