「声かけ」で詐欺未然防止 コンビニ店員ら7人に感謝状
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、コンビニ店員と銀行職員の7人に警視庁府中警察署が感謝状を贈りました。
2024年4月、コンビニ店員の村山ちあきさんは、来店した高齢者の男性が携帯電話で通話しながらATMを操作しているのが特殊詐欺だと気づき、「それは詐欺ですよ」と声をかけ、ATMの操作をやめさせ被害を未然に防ぎました。村山さんは、「店によく来るおじいちゃんだったので防ぐことができた」と話しました。
村山さんのように声をかけ詐欺被害を未然に防いだとして、警視庁府中署は、コンビニ店員と銀行職員7人に感謝状を贈りました。
府中署管内では、特殊詐欺の被害件数が去年の同じ時期に比べ減少していて、「地域住民と直接接する機会のある、 みなさんの声かけが非常に大事で、ことしに入り府中署管内では、23件の特殊詐欺が 声かけによって防げた」としています。