産廃処理工場の火災は22時間後に鎮火 この工場での出火は6度目 3度の行政指導を受けていた 福岡
北九州市若松区の産業廃棄物処理工場の火事は、ほぼ丸1日たった19日午後、ようやく鎮火しました。
18日午後6時ごろ、北九州市若松区の産業廃棄物処理工場、アールジェイ商事で発生した火災は、金属スクラップおよそ1万2500立方メートルを焼き、通報からおよそ22時間後の19日午後4時すぎに鎮火しました。
消防によりますと、この工場では18日午後5時半ごろまで、鉄くずやステンレスなどの解体作業が行われていましたが、火事が起きた当時は工場内に人はおらずケガ人はいませんでした。
北九州市によりますと、出火したアールジェイ商事では2006年以降、今回が6度目の火事でこれまでに3度、行政指導を受けています。
去年6月には、火災の早期発見のため監視のセンサーを設置したことが報告されていたということで、北九州市はセンサーが適切に使われていたかどうかを確認するとしています。