【ロマンス詐欺】会社員の40代男性が1550万円被害 マッチングアプリで知り合った女性名義のアカウントから仮想通貨の投資話 福岡
マッチングアプリで知り合った人物から仮想通貨の投資を持ちかけられ、福岡県八女市の会社員の男性が現金1550万円をだまし取られました。
警察によりますと福岡県八女市の40代の会社員の男性は去年11月、マッチングアプリで知り合った女性名義のアカウントの人物から「仮想通貨で利益を得ている」と投資話を持ちかけられました。
仮想通貨取引所のカスタマーセンターの担当者だという人物を紹介され、指定された口座に投資名目で10回にわたり、あわせて1353万円を振り込みました。
さらに去年12月、そのカスタマーセンターから「資金洗浄の疑いがある。200万円を振り込めば正当性が証明できる」と持ちかけられ、4回に分けて200万円を振り込み、あわせて1553万円をだまし取られました。
その後、「金融庁が介入している。脱税を避けるために380万円が必要」というメッセージが来て不審に思い、家族に相談したところ詐欺ではないかと指摘され、ことし3月、警察に相談しました。
やりとりはすべてSNSだったということです。警察は、面識のない人からの投資話を信用しないよう呼びかけています。