21日未明、福岡市東区で酒を飲んで車を運転したとして、57歳の自営業の男が現行犯逮捕されました。

警察によりますと、21日午前2時20分ごろ、福岡市東区香椎駅前の県道で前を走っている車と距離が近い軽乗用車を、パトロール中の警察官が発見しました。

警察官は、軽乗用車が赤信号で停止した際、車間距離を十分取るよう注意しようと運転席をノックしたところ、窓を開けて対応した男から酒の臭いがしたということです。

男の呼気からは基準値の4倍を超えるアルコールが検出され、警察は男を酒気帯び運転運転の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは福岡市東区和白東の自営業・石川久高容疑者(57)です。

警察の調べに対し石川容疑者は「自宅で前日の午後5時から6時ごろに500ミリリットルの缶チューハイを2本飲んだ」と話す一方、「酒を飲み終えてから時間が経っていたので酒は抜けたと思っていた」と容疑を否認しています。