九州電力が12月から“孫育”導入へ 祖父母が育児に参加するための特別休暇取得可能に
祖父母が孫の育児に参加する“孫育”のために特別休暇を取得できる制度を、地場大手の九州電力が導入します。
九州電力は11月30日に会見を開き、65歳までの社員や契約社員を対象に、“孫育”のために特別休暇を取得できる制度を12月1日から導入すると発表しました。
グループ会社の九州電力送配電でも導入します。
“孫育”のための特別休暇は有給休暇とは別に、小学3年までの孫が1人の場合は年5日、2人以上の場合は年10日の取得が可能です。
孫が生まれる際の立ち会いのほか、健康診断や予防接種、病気やケガなどで孫の世話や看病が必要なときに利用することができます。
九州電力は「あらゆる世代が育児参画し支え合う風土を醸成したい」としています。