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北九州空港に貨物専用機が就航 安定的な輸送力の確保目指し

2024年4月12日 7:20
北九州空港に貨物専用機が就航 安定的な輸送力の確保目指し

いわゆる「2024年問題」でトラックの輸送力減少が懸念される中、安定的な輸送力を確保しようと、11日に貨物専用機が就航しました。

11日午後5時半ごろ、沖縄から北九州空港に到着したのは、宅配大手のヤマトホールディングスとJALグループが就航させた貨物専用機です。

旅客機を貨物専用機に改造した機体で、尾翼と側面にはクロネコがあしらわれていて、一度に10トントラックおよそ6台分、およそ28トンの荷物を運ぶことができます。

残業規制に伴いドライバー確保が課題となる中、貨物専用機の導入により輸送力を安定させる狙いがあります。

機体の到着前に行なわれたセレモニーでは、北九州市の武内市長が「今回の貨物機の就航が大きな後押しとなって、北九州、福岡県、そして九州全体の経済活動の大きなエンジンになる」とあいさつしました。

貨物専用機は北九州と成田、沖縄などを結び、夏ごろまでに羽田路線を加え、運航本数を増加させる予定だということです。

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