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旧文化センター跡地への車両基地移転について論戦 県議会県土整備委員会【徳島】

2024年9月27日 19:40
旧文化センター跡地への車両基地移転について論戦 県議会県土整備委員会【徳島】
県議会は9月27日、県土整備委員会が開かれ、JR徳島駅北口開発に伴う車両基地移転について、議論が交わされました。

(護民官 扶川敦議員)
「(車両基地が)文化センター跡地にあることによって、相当広い高架下のスペースが確保できて、中洲市場と一体化した高知のひろめ市場を彷彿とさせるような使い方も可能ではないか」

(桂野 孝まちづくり室 室長)
「少子高齢化が進む、県民の暮らしの質を向上するためにも、生活サービス施設を集積する必要がある」

県が打ち出している、徳島市中心部の新たなまちづくり構想では、JR徳島駅北側の車両基地を移転し、駅北側に新たなにぎわいを創出する公園などの開発が検討されています。

車両基地の移転先としては、旧文化センター跡地が候補となっていて、9月6日には、車両基地を高架にした場合、建設費は約180億円、盛土にした場合は約150億円かかる、との中間報告がなされています。

9月27日に開かれた県議会県土整備委員会では、この中間報告に関して質問がありました。

(グローカルplus 沢本勝彦議員)
「JR四国はどのように言っていて、協議として進んでいたら教えて下さい」

(桂野 孝まちづくり室 室長)
「鉄道事業以外にも収益増にもつながる。ぜひ県や市と一緒に取り組みたい、という意見をいただいていて、心強く感じている」

また、県の中間報告では、2006年に計画されていた、花畑踏切から文化の森駅周辺まで4.7キロの鉄道高架化と、地蔵橋駅南側への車両基地移転の場合、資材の高騰などにより、費用が当初の500億円から300億円上がり800億円になるとしています。

これについて議員からは疑問の声が上がりました。

(自民党県民会議 井川龍二議員)
「800億円をかけないといけないのだろうか」

県は県議会11月定例会で、建設費の試算など最終的な調査結果を発表する方針です。
最終更新日:2024年9月27日 20:37
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