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書家・小坂奇石の特別展 文学書道館で47点展示【徳島】

2025年2月17日 15:14
書家・小坂奇石の特別展 文学書道館で47点展示【徳島】
美波町出身の書家、小坂 奇石は九州で熱心に指導を行いましたが、このうち大分県に残る作品を集めた特別展が、徳島市で開かれています。

徳島市の文学書道館で開かれている特別展では、「線の行者」と評された書家、小坂 奇石による作品47点が展示されています。

代表作「陶鋳」は、最も権威ある展覧会のひとつ「現代書道二十人展」に選ばれた作品です。

「書の本質は線にある」と唱えた小坂らしい重厚な線が存在感を放ちます。

一方こちらは、「誠の藝術家にとって世間から嫌はれることは一つの誇りだ。しかし淋しいことだ」という画家・岸田劉生の言葉です。

不遇の時代を過ごしていた小坂の心境を表しています。

この特別展「小坂奇石-大分に残る名品」は、3月23日まで徳島市の文学書道館で開かれています。
最終更新日:2025年2月17日 16:52
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