×

お盆や秋のお彼岸のお墓参りのお供え用として人気 那賀町相生地区でケイトウの収穫最盛期【徳島】

2024年8月5日 15:53
お盆や秋のお彼岸のお墓参りのお供え用として人気 那賀町相生地区でケイトウの収穫最盛期【徳島】
お盆などのお供え用の花として人気がある「ケイトウ」。

徳島県那賀町では、相生地区を中心に約40戸の農家が500アールほどの畑で「ケイトウ」を栽培していて、西日本有数の産地となっています。

花の色が炎のように鮮やかな「ケイトウ」は、その形がニワトリのトサカに似ていることから名づけられたとされています。

暑さに強く長持ちするため、お盆や秋のお彼岸の際のお墓参りで、お供え用として人気があり、収穫の最盛期を迎えています。

那賀町延野の中村佳子さんの畑でも、直径5cmほどに育った花を1本1本丁寧に切り取る作業に追われていました。

(中村佳子さん)
「病害虫も少なく、よくできている。最近はいろいろな色のケイトウも生産されているので、フラワーアレンジメントに利用して、いろいろと活用をして頂ければ」

JA徳島県那賀経済センターでは、2024年の収穫量を2023年並みの約200万本と見込んでいます。

収穫された「ケイトウ」は、主に京阪神に出荷されます。
四国放送のニュース