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少子化・人口減少食い止めへ「こどもまんなか熊本」県が計画の基本方針

2024年9月6日 20:42
少子化・人口減少食い止めへ「こどもまんなか熊本」県が計画の基本方針

「少子化」や「人口減少」を食い止めるため熊本県が新たな取り組みを始めます。キーワードは「こどもまんなか熊本」。

子どもや若者がキラキラ輝き、県民が家庭や子育てに夢を持てる熊本を目指そうというものです。具体的にどんな政策を進めるのか、6日に実現に向けた基本方針が示されました。

3回目を迎えた熊本県子ども・子育て会議。大学教授や市町村長、学校長など18人の有識者で構成され、今年6月から「こどもまんなか熊本」の実現へ向けた計画の骨子案を作っています。6日は県の事務局が「全ての子ども・若者が幸せに暮らし、成長できるようにする」などの計画の基本方針を説明しました。

具体的な政策として
・産前産後から子育て期を通した切れ目のない支援を提供する体制整備 のほか、
・TSMCの進出などに伴い増加する在留外国人の子どもの支援 などが示されました。

■九州ルーテル学院大学保育・幼児教育専攻 香﨑智郁代教授
「大人だけではなくて今を生きている子どもたちに広く自分のこととして考えてもらえる機会をいかにつくりだしていくか、具現化していくことが非常に大事」

委員からは他に「乳幼児検診をより充実させてほしい」、「いじめを受けた子どもの権利保護の仕組みを考えてほしい」などといった意見が出されました。

県は今後、子どもや子育て世代などの意見を反映させるため「こども未来創造会議」などを開催する予定です。県は計画案を今年度中にまとめ来年度から実行したい考えです。

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