「指示通り動くだけで40万円」SNSで闇バイト募集した罪に問われた男の初公判 男は無罪を主張
高額報酬をうたい、いわゆる「闇バイト」を募集した罪に問われている男の初公判が5日、熊本地裁で開かれ、男は無罪を主張しました。
職業安定法違反の罪に問われているのは、熊本市の建設業・大塚藍希被告(24)です。起訴状などによりますと、大塚被告は去年10月、当時16歳の少年と共謀し、知人の少年を特殊詐欺の「受け子」に勧誘した職業安定法違反の罪に問われています。
5日の初公判で、検察側は大塚被告が暴力団と関わりがあったと指摘した上で、16歳の少年を通じて「上の指示通りに動くだけで40万円もらえる」などとSNSで闇バイトを募集したと述べました。
一方、大塚被告は「自分は全く関わっていない」と無罪を主張しました。
大塚被告は、ほかにも犯罪の実行役を大阪に派遣し、高齢女性から現金をだまし取った2件の詐欺の罪で起訴されています。
最終更新日:2025年3月5日 19:15