【全国ワースト】熊本の渋滞 解消推進本部会議で対策の進捗状況を報告
県庁で開かれた熊本県の渋滞解消推進本部会議。14日は、車の流れの改善と公共交通への転換への取り組みについて進捗が報告されました。
■担当者
「熊本市方面からセミコンテクノパークに向かう右折車両が右折レーンに入りきらず、後続の直進車両の進入ができなくなっている状況がわかります」
例えばセミコンテクノパークに近い合志市の竹迫交差点では、パーク方面に向かう右折車両が渋滞していることが報告されました。このため、熊本県は短期的な対策として、合志市や菊陽町など4つの市と町の19か所で右折や左折レーンの新設などに向けた調査や工事に着手したほか、信号制御の最適化を進めています。
また、バスが停車した際に後続車の流れをスムーズにするため歩道を切り込んで停車スペースを確保する「バスベイ」の整備を検討しています。
■熊本県 木村敬知事
「短期的な対策をまずはしっかりと実現して、県民の皆さんに渋滞が緩和していくのを実感していただけるように頑張っていきたい」