自宅アパートの別の階の部屋に侵入し警察から厳重注意を受けたとして、陸上自衛隊の男性自衛官が8日、停職4日の懲戒処分を受けました。自衛官は酒に酔って帰宅したところでした。

停職4日の処分を受けたのは、陸上自衛隊西部方面システム通信群に所属する47歳の男性2曹です。陸上自衛隊件軍駐屯地によりますと、2曹は休日だった去年1月4日、熊本市内で酒を飲んで泥酔し、自宅アパートの3階の部屋に帰ったつもりが、間違って4階の部屋に侵入しました。この部屋の住人が通報し、2曹は警察から厳重注意を受けました。

自衛隊の聞き取りに対し2曹は｢部屋の鍵が開いていた。どうやって帰ったか記憶にない｣と話しているということです。自衛隊では7日、北熊本駐屯地の50代の1等陸尉の男性が許可されていない機器で秘密情報を取り扱ったとして懲戒処分を受けていて、不祥事による処分が続いています。