庁舎建て替えを問う住民投票の条例案を市議会に提出 熊本市長は「制定に反対」
熊本市の庁舎建て替えの賛否を問う住民投票を行うための条例案が14日、熊本市臨時議会に提出され、大西一史市長は、制定に反対の意見を述べました。
14日に開かれた熊本市臨時議会では、新庁舎建設の賛否を問う住民投票を行うための条例案が提出されました。
■熊本市 大西一史市長
「私は熊本市役所の新庁舎建設の賛否を問う住民投票条例を制定する必要はないと考えます」
大西市長は、6年以上にも及ぶ熟議を顧みないものであり、認めがたいなどとして、制定に反対する意見を述べました。
庁舎の建て替えをめぐっては、熊本市は約616億円をかけて本庁舎をNTT桜町ビルの敷地に、中央区役所を花畑町別館跡地に建て替える方針を示しています。条例案は、総務委員会での審議を経て1月17日に採決されます。
最終更新日:2025年1月14日 12:35