署名を提出したのは｢市庁舎建設の賛否を問う住民投票をすすめる会｣です。｢すすめる会｣は、市庁舎の建て替えについて賛否を問いたいとして、住民投票の実施を求めて署名活動を行っていました。

住民投票を行うには、地方自治法に基づいて有権者の50分の1にあたる約1万2000人分の署名が必要としています。｢すすめる会｣は26日、2万384人分の署名を市選管に提出したということです。提出された署名は27日から12月16日まで、各区の選管が有効かどうか審査します。また、12月17日から23日までは各区役所で署名の縦覧が行われます。

■西川文武代表
「この市民の声をちゃんと聞いてほしい。今まであまり市民の方を向いていないと思ったので、これで私たちの声を無視することがあってはならないことだと思います」

必要な数が有効と判断されれば市民団体の直接請求がなされ、大西市長は条例案を議会に提出します。その後、可決されれば、住民投票が行われます。