JR九州は、九州新幹線 博多～熊本間でインターネット販売の割引きっぷに価格変動制を適用する実証実験を行うことを発表しました。

■JR九州古宮洋二社長会見25日
実証実験の対象となるのは九州新幹線 博多～熊本間で、3月から6月までの乗車分のインターネット限定割引きっぷ「九州ネット早得7」です。

博多～熊本間の「早得7」の大人料金は、通常のきっぷ5230円に対して3800円となっていますが、実証実験では3400円から4200円の間で価格が変動します。

価格は、例えば「朝早い時間は価格が安い」など過去の乗車率に応じて、乗車日や乗車時間帯などで決定され、予約状況に応じて、きっぷ発売後にも価格が変動します。

JR九州では価格変動制の導入で「乗客の利用の平準化を図り快適な旅行を提供したい」と話しています。

新幹線への価格変動制の導入は全国でも初めてということです。

価格変動制の「早得7」は、2月1日から、乗車日の1か月前に発売されます。