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「核廃絶という目標が少し現実的に」熊本県被団協のメンバーが木村知事と面会

2025年2月17日 19:01
「核廃絶という目標が少し現実的に」熊本県被団協のメンバーが木村知事と面会

去年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞したのを受け、熊本県被団協のメンバーが17日、熊本県の木村敬知事と面会しました。

木村知事と面会したのは熊本県被団協の武田頼弘会長(81)ら4人です。1歳の時に長崎で被爆した武田会長は、木村知事との面会で熊本県でも核廃絶の思いを広げていきたいと話しました。

■熊本県被団協 武田頼弘会長
「核廃絶という大きな目標が少し現実的になってきたかなと」

■熊本県 木村敬知事
「ウクライナやガザの問題も解決していません。そうした中で今年は被爆80年を迎えます。この年をしっかりと核廃絶に向けた祈りと誓いの年になればと思っています」

県内で被爆者手帳を持っている人は約600人います。被爆体験をいかに若い世代に語り継ぐかが課題となっていて、木村知事との懇談でも県立大学で大学生に被爆体験を語ったことなどが紹介されました。

最終更新日:2025年2月17日 19:01
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