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「支援受けられない」被災住民から不満続々 高岡市伏木で27日 被災者支援説明会

2024年2月28日 11:49
「支援受けられない」被災住民から不満続々 高岡市伏木で27日 被災者支援説明会
高岡市は27日夜、能登半島地震で液状化の被害が大きい伏木地区で被災者支援の説明会を開きました。

住民からは、住宅被害の判定が軽く支援が受けられないといった不満が相次ぎました。

伏木コミュニティセンターで高岡市が開いた説明会では、詰めかけた180人の住民を前に市の担当者が、道路や下水道の復旧方針のほか、住宅の被害認定に沿った支援策を説明しました。

住民からは、家が傾いて住めないのに「一部損壊」と判定され、支援を受けられないといった不満が相次ぎました。

また、液状化が地域全体に広がっているのに宅地の地盤改良は個人で対応することに対して、熊本地震後の例を参考に、道路や宅地を一体的に整備するよう求める声もありました。

高岡市は3月1日にかけて、伏木、吉久、博労本町でも説明会を開きます。
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