富山県の子育て支援や少子化対策を考える 新たな基本計画策定へ
富山県の子育て支援や少子化対策を考える会議が富山市で開かれ、2025年度からの新たな基本計画について意見を交わしました。
県は子育て支援や少子化対策を推進するために、5年ごとの基本計画を策定しています。29日は、2025年度からの5年間の新たな基本計画の策定について、行政や経済界、保育や児童福祉の専門家らが取り組むべき方向性について意見を交わしました。
委員からは、「男女の賃金格差を是正し、男女が平等に家事や育児を行えるようにしないと、少子化は解消しない」といった声や、「親だけでなく、子ども目線で必要な支援を考えていってほしい」などといった声が上がっていました。
基本計画案は2024年度中にとりまとめる予定です。県内の出生数はおととしが6022人と過去最も少なく、減少傾向に歯止めがかかっていません。