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富山県内宿泊施設の損失 1月は20億円に 県独自観光支援クーポンは2月20日開始

2024年2月15日 20:01
富山県内宿泊施設の損失 1月は20億円に 県独自観光支援クーポンは2月20日開始
能登半島地震による予約キャンセルなどの影響について、県は15日、県内宿泊施設における,2024年1月、1カ月の損失が20億円余りに上ったと発表しました。県は2月20日から独自の観光支援策「とやま応援クーポン」の配布を始めます。

県の調査によりますと、県内宿泊施設の7割が、キャンセルや自粛などの影響で売り上げが減ったと回答しました。

県は県全体で2024年1月、1か月間に予約キャンセルなどで8万6000人分の需要が減り、金額にして20億1000万円あまりの損失があったと推計しています。

2月の予約状況についても1月末時点で8割以上の施設が需要が減ったとしています。

県は15日、電子クーポンの発行を2月20日から始めると発表しました。

対象となる宿泊施設に1万円以上の宿泊をした人に1人につき3000円分のクーポンを配布します。

3月始まる予定の国の観光支援策「北陸応援割」以降は、5000円以上の宿泊につき1000円分となります。クーポンは県内の飲食店や土産物店などで使うことができ、利用には専用のスマートフォンアプリが必要となります。

期間は2月20日から4月27日までで予算がなくなり次第終了となります。
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