能登半島地震で被災した人のホテルや旅館などへの2次避難について県は、県内の被災者に加えて石川県からの受け入れを始めました。

2次避難所は、当初の避難所から移ることで災害関連死を防ごうと設置されるもので、県は、ホテルや旅館などを避難所として紹介しています。

被災者の負担はなく、16日までに県内の3世帯7人に加えて石川県から2人が利用を始めたということです。

一方、県内では氷見市と高岡市で16日の時点で合わせて54人が地元の避難所で生活しています。

新田知事
「2次避難についての情報提供はしつつ、避難所におられる方々の健康管理をしっかりとしていくことによって、災害関連死を一人も出さないことには気を配っていくところです」

県は2次避難所として、ホテルや旅館などで作る組合から62施設1374人分の受け入れが可能だと申し出を受けています。