県内で、”警察官を装う特殊詐欺”が急増しているとして、県警が注意を呼びかけています。

県警によりますと、県内で警察官をかたる特殊詐欺が先月末時点で17件発生し、被害額はおよそ1億7500万円にのぼっています。

主な手口としては、警察官を名乗る人物が電話などで「あなたの口座が犯罪に使われている」「口座が凍結される」などと不安をあおり、犯人がネットバンキングの開設を指示したうえで、その口座にお金を移させてだまし取るというものです。

犯人は、ビデオ通話で警察手帳を見せたり、「秘密の捜査」として口止めしたりして信用させる特徴があるということです。

警察は不審に思ったら一人で悩まず家族や警察に相談してほしいとしています。